何度も修理したため池の堤防
昭和22年(1947)7月,豪雨のため,前年の災害から復旧途上の香川県観音寺市にある大谷池の堤防が流失してしまいました.しかし,住民は復旧への熱意を失わず,大谷池の復旧工事は3年6ヶ月の時間と98,000人余もの労役を費やすことで、昭和25年に完成しました.
その結果,水をなみなみと湛え,昔から「大谷池に不作なし」と謳歌されるほどのため池に生まれ変わっています.
また,大谷池は萩の丘公園の中の水辺空間として,訪れる人々の憩いの場ともなっており,その周辺には福祉,スポーツ,教育文化の拠点となる市の総合福祉会館などがあります.
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