小学校1年生と4年生に防災学習
徳島県阿南市にある小学校で,四国防災八十八話を題材とした防災学習を実施しました!
この小学校には防災学習に熱心な先生がいらっしゃり,マップづくりの段階からご助言をいただいていました!
1年生は体育館で絵を見ながら防災学習!
4年生は元小学校の先生であり,防災士会兼・橘公民館鵠分館の分館長 山本正弘先生に実施していただきました.
これまで,私たち(徳島大学環境防災研究センター)に防災学習の依頼があり,学校に出向いて実施するという形態でしたが,学校の先生が実際にどのように防災学習をやられるのかは知りませんでした.
そこでその様子をみて,学校の先生がとのように教えるのか勉強させてもらいたいと思い,記録を撮らせていただきました!
この小学校の地域では第22話【地盤沈下の苦しみ】の教訓が残されています.
防災学習の実施にあたっては,山本館長が第22話【地盤沈下の苦しみ】の元の資料となる地震津波体験録『恐怖の大津波』について証言をされた岡部文さん(大正13年生まれ,今年97歳)に実際にヒアリング調査に行かれ,当時の様子について詳しくお話を伺ったうえで,さまざまな資料をもとに授業を設計されていました.
さらに,わかりやすく地域の防災について学ぶためにイラストレーターの林美華さんにお願いし,第22話【地盤沈下の苦しみ】について4枚の紙芝居を作成してもらいました!
実際の授業では,マップ,紙芝居,タブレット,学術的資料と盛りだくさんの内容で,
地域の地盤沈下という難しい題材を,色々な角度から一生懸命に学ぶ様子が印象的でした.
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