地盤沈下からの復興(徳島版)

1946年の昭和南海地震によって,徳島県の各地では地盤沈下が起こりました.特に阿南市鵠地区というところでは50cm程度も地盤が沈下したといわれています.

 沈下分を取り戻すためにかさ上げ工事が行われましたが,それらはすべて人力で行われたそうです.工事は1953年ごろまで続きましたが,沈下分を完全に取り戻すことはできませんでした.

 しかし,現在の鵠地区には田んぼがあり,お米を作っていることがわかります.人々の大変な苦労は無駄ではなかったということです.

四国防災八十八話倶楽部

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