私財を投げ打ち復興に協力

 昭和50年(1975)8月17日,台風5号により,土佐市では時間雨量117ミリ、24時間雨量550ミリの豪雨を記録しました.鳴川地区ではいたるところで山崩れ・崖崩れ等が発生し,殉職者2人,重傷者3人,軽傷者2人,家屋の全壊4戸,流失3戸,半壊5戸の大被害を出しました.

 そんな被害の中,鳴川地区の住民は用地だけでなく,私財,労力を提供して,災害復旧を行いました.被災によって自分も苦しい状況のなかでの復旧への協力はなかなかできることではありませんが,この困った時こそ助け合いの精神には見習うべきところがあります.

四国防災八十八話倶楽部

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